50代 穏やかな暮らし

50代女性 日々を穏やかにしあわせに暮らすことをモットーに気づいたことを綴ります

お金の価値ある使い方

 「DIE WITH  ZERO」ゼロで死ね という本を読みました。
50代、これからの人生について考える時、お金のことは必ずついて回りますよね。
誰しもが貧乏老人にはなりたくない、老後破産はごめんだと思っていると思います。


人が老後を考える時、恐怖とも思えるのが、お金と人との関わりと健康が失われた状態だそうです。


それらをどうしていけばいいのかを詳しく解説してくれているのがこの本です。
そのごく一部を紹介しますね。


「金のために人生を犠牲にすべきではない、仕事や物質の奴隷になってはいけない」
「人生でしなければならない一番大切な仕事は思い出作り」
「重要なのは、どの年齢でどれくらい金を稼ぎ、どのくらい楽しい経験に金を
 費やすかだ」
「金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。」
「健康の改善は人生を大改善する」
「私達が思っているほど先延ばしできない経験は多い」
「物事にはそれを行うための相応しい時期がある」
「今後30年間に何がしたいか考えることから初めてみよう。年齢や体力面の
問題が制約にならないうちに、早めに計画を立て、やりたいことを実現させていこう。」



この本を読み、教えられた通り、自分の与えられた寿命を予測しました。
(ネットで「寿命診断」と検索してみる)
そして、自分の年金をねんきん定期便で確認し、死ぬまでに必要な生活費も計算。


今まではやみくもに老後を恐れ、今の職場で75歳まで働くつもりでいました。
もちろん、もう海外旅行もあきらめ。


しかーし、なんと、70歳まで働けばなんとかなる。
年金と貯金でなんとかなる。
海外旅行も行けるではないですか!


と、この本を読んでそう思えるようになりました。
老後を考えることは重要。
だけど、必要以上に不安がる必要はないと教えてくれています。
90歳になって、ようやく貯金を取り崩して旅行に行くのでは遅い。
体力、気力も衰えている。
この本では、できるうちにやりたい事を経験していこうと説いている。
やみくもに老後を恐れずに。


一度読んで見てください。
決して電子書籍ではなく、紙の本を買って線を引いて何度も読み返すことを
おすすめします。
もっと早く出会えればよかったと思う本です。

ついに来た!更年期障害

 去年まで、更年期障害とは無縁だと思っていました。
去年の初夏に「今年は特に暑い。マスクをするとサウナに入っているみたい。」
と思うことがありました。
仕事中に顔がカーっと熱くなり、汗が滴り落ち、あ、これが更年期のホットフラッシュ
というやつか。と、気が付きました。


おまけに今まで心臓なんてなんともなかったのに、動悸や不整脈まで出てきました。


そういえば、手もなんとなくこわばるし、しびれるような気がするし。


そしてそして、一番困ったことは不眠です。
あんなによく眠れていたのに。
転職したストレスかな、とかあれこれ考えました。


気づくとあちこち不調。
眠れないから心療内科にかかった方がいいかなとも思いましたが、
転職してむしろ時間ができてストレスも減ったので、違うなと思い
思い切って婦人科へ。
出産以来、29年振りの婦人科。
若い人ばかりだろうと思っていましたが、私と同世代や高齢の婦人もおられました。
問診と検査をして
「更年期障害ですね」
ということで、女性ホルモン剤を処方されました。
お腹に貼る肌色のパッチです。
週に2回、貼り換えます。
貼ったまま、お風呂にも入れます。


さてさて、この「メノエイドコンビパッチ」ですが、貼って2日後には
ぐっすり眠れるようになり、不整脈や動悸も消失し、顔の汗もひきました。


コロナでどこでもマスクの日々ですが、サウナに入っているかのような地獄から
脱出できました。
あ、手のこわばりも消えました。


しかーし!
肩こりとそれからくる頭痛はなくなりません。
首まで寝違えたように痛くなってきました。


色々と調べて、「命の母」をドラッグストアで買って来ました。
漢方ですね。


これも、よく効きました。



あー、こんなに薬の効果を得られるなんて。
看護師をしていますが、こんなに効果を得られるとは思っていませんでした。
一生続けなければならないわけではないし、あと数年はお世話になって
快適に過ごそうと思います。


更年期障害って、何となく気づかないふりをしがちだし、
何となく自分で認めたくないですよね。
でも、毎日が楽しめない。
いわゆる病気じゃないから病院にもかかりづらい。


ぜひ、ぜひ、婦人科を受診してみてください。
あー、もっと早く受診していればと思うこと間違いなしです。
少しだけお薬の力を借りて、毎日を快適に過ごしてくださいね。

雨ニモマケズ

子どもの頃から、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が大好きです。
でも、不思議ですね。
成長とともに、好きな箇所が変化しているのです。


   雨ニモマケズ


  雨ニモマケズ
  風ニモマケズ
  雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
  丈夫ナカラダヲモチ
  欲ハナク
  決シテイカラズ
  イツモシズカニワラッテイル
  一日ニ玄米四合ト
  味噌ト少シノ野菜ヲタベ
  アラユルコトヲ
  ジブンヲカンジョウニ入レズニ
  ヨクミキキシワカリ
  ソシテワスレズ
  野原ノ松ノ林ノ陰ノ
  小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
  東ニ病気ノコドモアレバ
  行ッテ看病シテヤリ
  西ニツカレタ母アレバ
  行ッテソノ稲ノ束ヲ負イ
  南ニ死ニソウナ人アレバ
  行ッテコワガラナクテモイイトイイ
  北ニケンカヤソショウガアレバ
  ツマラナイカラヤメロトイイ
  ヒデリノトキハナミダヲナガシ
  サムサノナツハオロオロアルキ
  ミンナニデクノボートヨバレ
  ホメラレモセズ
  クニモサレズ
  ソウイウモノニ
  ワタシハナリタイ


10代の頃の私は食欲が凄まじく、頭の中はダイエットのことばかり。
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
の箇所に惹かれていました。
食欲をコントロールできたらいいなって思っていました。


大人になったばかりの頃は
決して怒らずいつも静かに笑っている
の箇所に惹かれていました。
感情をコントロールできたらいいなって思ってました。


今は、ですねえ。
それらを克服し
ほめられもせず、苦にもされず
に惹かれています。


ソウイウモノニ ワタシハナリタイ